読書感想文:フォークナー「響きと怒り」

フォークナーが自著の中で最も愛した作品ということで手にした。……読みにくいなんてものではない。目眩を起こしそうな文章を半ば無理やり読み進めていった。が、三章を終えるくらいから本が手から離れなくなった。四章を読み終えると小説の持つ世界観と時間…

アップリンク・パラジャーノフ特集上映「ざくろの色」「火の馬」

ようやっと涼しく感じる夜が増えてきました。9月に札幌へ帰省するんですがあっちの夜は既に肌寒いらしいのでなにを着ていこうか今から悩んでいます。毎度のことなんだけども……。 さて、今日渋谷アップリンクでパラジャーノフ特集上映やるということで行って…

村上春樹「国境の南、太陽の西」再読

定期的に春樹の文章を自然と求めてしまう。個人的に春樹作品で好きなのは「風の歌を聴け」の世界の一連の作品、特に「ダンス・ダンス・ダンス」のようなリズムが感じられる作品で、春樹を読みたくなるときは大抵これらの再読なんだけども今回のはなぜか「国…

読書感想文:フォークナー「八月の光」

まとめ新潮文庫許さんからなフォークナーの八月の光(加島祥造訳・新潮文庫)を読み終わったので感想書きたいんですけど、まず文庫本の裏のあらすじみたいなのあるじゃないですか。臨月の田舎娘リーナ・グローブが自分を置き去りにした男を求めてやってきた…

大隈講堂の新宿ドキュメンタリー企画が凄くよかった

早稲田の演劇博物館で公開中の「あゝ新宿展」の一環として大隈講堂で開催された「新宿1968-1969 ドキュメンタリー/ハプニング/ジャズ」がめちゃくちゃ面白かったので感想書こうと思います。今回は田原総一朗がTV東京(当時は東京12チャンネル)のディレクタ…